※実際の会話は英語だったため、全員が関西弁を話すわけではありません。 あくまで僕の頭の中での翻訳です。あらかじめご了承ください。
<出身>
<ウンベルトとの出会い>
僕がニューヨークで語学学校に通っていた頃、NLP (Neuro-linguistic Program:神経言語プログラミング)というプログラムをThe NLP Center of New Yorkで受講していました。ウンベルトはそのときのクラスメイトの一人でした。
ウンベルトは最初、別の曜日の同じ内容のコースを受講していたのですが、ある日から僕が通っていた土曜日のコースに参加してきました。僕らからすれば(もちろん彼にとっても)途中から参加した新しいクラスメイトだったのですが、その初日たった一日ですぐにクラスで一番発言し一番情熱に燃える人気者になってしまいました。
ウンベルトには、まりさんというキレイな奥様がいらっしゃいまして、僕らが出会ったその日にウンベルトが「けいすけ、僕の妻は日本人やねん!僕は日本の文化が大好きや!」と話しかけてきてくれました。僕らが打ち解けるのに長い時間は全くひつようありませんでしたね(笑)
でも初めは、ウンベルトは嵐の化身かと思いました。それほど彼の存在そのものに勢いがあったのを覚えています。
<ウンベルトってこんな人>
ウンベルトは感情のかたまり、”タンク”です!彼自身が感情そのものと言っても過言ではありません。
ウンベルトと実際に向き合えば、その彼の強い感情のエネルギーを感じることができるだけでなく、実際に触れることができます。ウンベルトはまるで「タンク」のように感情的なエネルギーを溜めておける容量をもっていて、まるで「タンク(戦車)」のようにそのエネルギーというミサイルをあなたにしっかり目掛けて発射してきます。
これは全く冗談ではなくまじめな話です。決して彼をからかっているわけではありません。ウンベルトのそんなところが僕は本当に大好きで、その人柄を本当に尊敬しています。
例えば、数ヶ月前にウンベルトとまりさんが日本に来た際に京都で夕食を共にしました。僕らは積もり積もった話を語り合って、それはもう楽しくて素晴らしい時間を共に過ごしました。でもお互いが帰らなければならない時間がとうとう来てしまった時、ウンベルトの寂しそうな悲しげな顔といったら。僕は久しぶりの再会をこれでもかというくらい待ちわびていたのですが、彼はそれ以上だったようです。日本に来ることはウンベルトにとって一つの夢が叶ったことを意味しますが、時間が経つのは早いとはこのこと…。
ただ、こんなことを言うのはおかしいかもしれませんが、その彼の悲しげな顔をみれたことは僕にとって寂しいと同時に嬉しいことでもありました。なぜなら、それほど楽しい時間が過ごせたんだなと分かったからです。これは誰にでもできることではないと思います。
ウンベルトは特に喜びや幸せな感情を表す時は、彼自身が爆発してしまうんじゃないかというくらいです。その光景をみるとこれ以上ないくらいこちらが幸せになってしまうこと請け負います。彼は生まれ持ったその才能で人々を幸せにできる最高の人間です。
ウンベルトは僕が人生で会った中で一番純粋な男です!間違いありません!!
またこの部分は僕が心から尊敬しているウンベルトの性質の一つです。それは「彼は決して人を見捨てない」ということです。
ウンベルトはあなたのためなら何でもしてくれるでしょう。もしあなたが助けを必要としているなら、またあなたが困難にあっていると知ったら、彼は決して見て見ぬ振りをしません。それどころか、躊躇なく喜んであなたを助けてくれます。
僕がニューヨークを再び訪れた際、ウンベルトはまるでスペシャルゲストを迎えたかのように、これでもかと僕をもてなしてくれました。本当に感謝の気持ちでいっぱいでそれはもう素晴らしい時を過ごすことができました。
最後に、ウンベルトについてこれだけは自身をもって言い切れること、それは「彼はあなたを心から信じてくれる」こと。あなたがもし自分自身を信じきれない時でさえ、彼はあなたを信じて信頼してくれます。
ウンベルトは時に電話をくれたり音声メッセージを送ってくれるのですが、僕がどんな状況にあろうが、彼が届けてくれる一言ひとことが僕を励ましてくれます。あなたが彼に何をどう言おうが、彼はその気持ちを汲み取ってくれ、あなたが思う以上の言葉で元気付けてくれるでしょう。
ウンベルトほど表現しきれない人柄を持っている人はなかなか出会うことができません。そんなウンベルトとつながることができている僕は本当に幸せ者です。
<印象的なエピソード>
ここまでの話でもしかしたらかなりハードルを上げてしまっているかもしれないので、ここではウンベルトのまた一味違った側面をご紹介できればと思います。
ウンベルトが周りを巻き込むのが大の得意であることは、特に彼が好きなものに関しての場合ですが、想像に難くないと思いますが、これはニュージャージーにある彼の家にお邪魔した時のお話です。
彼のお気に入りの映画の一つが「IP MAN(イップマン)」です。彼は言いました。「絶対おもしろいから観るべきやって!」
間違っていなければ、確かその時は夜の10時だったと思います。確かにめちゃくちゃ面白くて魅入ってしまう映画でした。ただ言及すべきは、その映画が3本立てだということです。…もうお分かりですね(笑)。そう、結局その一夜のうちに3本とも観てしまいました。ウンベルトが「次のいく?もう一本いっちゃう?」とそそのかすもんですから(笑)。
もちろん僕が自分で決めたことで強制でも何でもなかったのですが、今でもあれはウンベルトがNLPの上級スキルを使ったんだと思っています(笑)。
ただ、イップマンはとても壮大な映画です。ぜひ観てみることを強くオススメします。
次のエピソードはウンベルトの驚くべき能力についてです。
僕がウンベルトをまりさんと共に車に乗せてもらっていた際、ウンベルトのお気に入りのアーティストがコブクロだと教えてくれました。僕もコブクロが大好きなので、いくつか曲をかけてもらいました。その一つが「桜」。
ビックリしたのは、ウンベルトがほぼ完璧に日本語の歌詞を歌ったことです。まりさんは日本人なのでウンベルトが日本語を勉強しているのはもちろんですが、全然知らない別の言語を追って歌えるのはすごいことです!
まりさんが言うには、これは初めてこの曲を聴いたときからだそうです。よっぽどすごい耳とその耳から情報をキャッチする能力が高いんですね。これはもう驚くしかありませんでした。僕は未だに英語の歌を歌詞を読んで覚えずには歌えません。
最後にご紹介するのは、ウンベルトが子どもたちにバレエを教えていた時のお話です。
まず母国語ではない英語で彼が指導していたことが僕にとってはすごいことでした。そして彼はただ話しているだけではなく、一人一人と向き合って直接対話していたのです。きちんと「安心して。ちゃんと見てるよ」と伝えているようでした。
決して威張るわけでもなく厳しいわけでもなく、ウンベルトはとても頼りがいのあるコーチに見えました。それは子どもたちだけでなく僕にとってもでした。彼のカリキュラムは簡単ではなさそうでしたが、子どもたちにとっては理想のコーチなんだろうなと感じるひと時でした。
<ウンベルトは今…>
ウンベルトは人と会って話をするのが本当に好きです。彼は兄弟たちや友人たちとニュージャージで時を過ごしていますが、まりさんと旅をすることもたびたびです。
ウンベルトとまりさんはお二人そのもののように美しい写真を撮影するためもあり日本を訪れていました。許可をもらったので、少しその写真をご紹介します!
ウンベルトは世界中に幸せを運んでくれるアンバサダーです。そしてウンベルトとまりさんはとても可愛くて僕にとって理想のご夫婦です。お二人はこれからも一人ずつ、これから出会う世界中の人々に幸せを分け与えていってくれることでしょう。
ウンベルト、また一緒にお酒飲んで語って、目一杯大笑いできる日を楽しみにしてんで!そしてまりさん、次回またお目にかかれる日が待ち遠しくて仕方ないです!
次はニュージャージーかニューヨーク、サンフランシスコの可能性もあるかな?はたまた、日本で再び…じゃあいっそ世界中のどこかで、ってことで!
Happy New Year☆
新年明けましておめでとうございます☆
Let’s make this year the best ever!!
これまでの人生史上最高の年になりますように!!