Devendra Pareek (デヴ)

※実際の会話は英語だったため、全員が関西弁を話すわけではありません。
あくまで僕の頭の中での翻訳です。あらかじめご了承ください。

     <出身地>

インド ラージャスターン州 ビカネール (故郷)

インド マハラシュトラ州 ムンバイ(ボンベイ) (現在)

 

     <デヴとの出会い>

僕らはおなじみサンフランシスコのホステルでルームメートでした。彼の英語は強いインド訛りだったので初めは何を言ってるか理解するのが難しかったのですが、一度慣れると彼の英語がどれだけすごいのかと気付かされます。実際部屋でようけしゃべりました!

 

     <デヴってこんな人>

まず…Devendra Pareek…….そうなんです、これが彼のフルネームです笑。

「好奇心旺盛」で「思いやりのある」男、それがデヴです。一見クソ真面目そうに見える彼ですが、すぐにそれが全くの誤りであることに気付くでしょう笑。とっても勤勉です。でもまじめではありません笑。なぜ彼が好奇心旺盛だと言ったかというと、人に質問するのが大好きだからです。デヴは会う人会う人から情報を仕入れるのが抜群にうまく、僕とデヴには数人の共通の友達がいますが、僕よりも早く、そして僕よりもよくその友達のことを分かっています。加えて、知っている人のことはいつも気にかけてくれます。もしデヴと話をする中で心配事や困っていることを打ち明けると、ただ話を聞いてくれるだけでなく、何ができるかと力を貸そうとしてくれます。彼はきっとその後も「あれどうなった?」「あれ、うまいこといってる?」と現状を確認してくれるでしょう。なぜそんなに確信があるのかって?それは、実はまさに彼が僕にそうしてくれたからです。好奇心旺盛か思いやりのある人、どちらかはたくさんいるでしょう。でも聞いて相手のことをよく知って、人を助けようと寄り添ってくれる、どんなに離れていようとそうしようとしてくれる、デヴはそんな男です。

 

     <印象的なエピソード>

彼にまつわる2つのエピソードを紹介します。

一つ目は、未だに思い出すたびに笑ってしまうエピソードです。

サンフランシスコでのある晩、デヴはあるイベントに出かけました。そしてそのイベントから帰ってきて僕を見つけるなり、デヴはそこで起こったことを話してくれました…その時僕が夕食を食べているのも関係なくです笑。以下がデヴが話してくれたことです。

「今日イベントで会った男としばらく談笑しててさ。結構盛り上がったわけよ。んで突然、そいつが俺にどこ出身か聞いてきたから、当ててみてって俺が言ったわけよ。そしたらしばらく考えた後、何て答えたと思う?俺のことメキシコ出身やってさ!!」

僕は言いました。「ふうん…確かにデヴはメキシコ人には見えへんけど、ありえないことではないんちゃう?人によるやろし。」するとデヴはこう言いました。「もちろんその通り。それは俺もよく分かってる。でもな…そいつインド人やねん!!!!!そいつしばらく俺と話してて俺の訛りも全部聞いてたはずやのに、挙句の果てにインド人がインド人分からんかー!?」

僕はその話を聞いて爆笑してしまい、しばらくご飯食べられませんでした!笑

デヴはその男性と話し始めてすぐにインド出身だと気付いたそうですが、相手はそうではなかったようですね。自分のことに夢中で相手の話を全然聞いていなかったのでしょうか?笑

デヴはこの話を大笑いしながら「ありえへんやろ!?」と言うように笑い話として話してくれました。ひょっとしたら、文章だけではこの面白さが皆さんに伝わらないかもしれません。というのも彼の特に最後のオチの言い方と表情が抜群に笑えたからです。次回皆さんにお会いする際に喜んでデヴの真似ライブやりますよ笑

 

二つ目のお話は彼自身についてです。

サンフランシスコでのデヴは毎日いっつも忙しくて、ホステルに戻ってくるのはいつも夜10時以降でした。その僕らが泊まっていたホステルのキッチンは夜10時に閉まってしまうので、彼は毎回料理する時間がなく外で買うはめになっていました。そしてその時間に空いている店といえば彼の中ではSUBWAYサンドイッチしかなかったようです。というわけで、デヴはいつの間にか自分にとって完璧なサンドイッチを見つけました。パンの種類から野菜やチーズ、ソースの種類・量全てにおいてです。デヴがその完璧なサンドイッチを見つけてしまったものですから、注文時のデヴが細かいことにうるさいのなんの!「その野菜、もうちょっと」「ソース・・・もうちょっと」てな感じです。よっぽど嬉しいのかいつも僕に半分くれて味の感想を言わされます。もちろんお世辞抜きでうまいんです、デヴスペシャルですから!

僕らはご覧のとおりアホみたいな話をしてよく笑っていましたが、真面目な話題ももちろんありました。一番よく覚えているのはISISについて話したことです。

実は僕がサンフランシスコに行った理由の一つはISISAに関係していました。ですから、デヴが同じ関心を持っていると知った時は驚きとともに嬉しくもありました。やはり人は誰でも同じ関心を持って語り合える仲間を持つと嬉しいものですもんね。深い内容はここでは避けますが、僕らの共通認識は、「人は殺しあうべきではない」でした。

いかかでしょうか?これがデヴという男です。彼が網羅できる話題の範囲はとても広く、あなたもきっと彼との会話がおおいにはずむことでしょう。僕が保証します。

 

     <デヴは今…>

デヴはムンバイに戻って彼の家族とともに元気に過ごしています。そう遠くないうちにサンフランシスコに戻ってくるかもしれないと言っていました。

デヴ、SUBWAYのナフキンに書いてくれた言葉、俺が何か書いてってお願いしたときに書いてくれた言葉、今なお励ましてくれて元気くれてんで!

また会えんの楽しみにしてんで!インドか日本か、はたまた世界のどこかで!

次サンフランシスコに来る時は絶対カストロに行かなアカンな!笑

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“Enjoy Voyage” とは

 

ENG Ver. (英語版はこちら)

 

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