※実際の会話は英語だったため、全員が関西弁を話すわけではありません。 あくまで僕の頭の中での翻訳です。あらかじめご了承ください。
<出身>
<フェリペとの出会い>
僕がフェリペと初めて会ったのはおなじみホステルのラウンジでした。そのホステルで以前知り合った僕の別のブラジル人の友達が僕に会いにそのホステルに戻ってきてくれた際に、その友達とフェリペが先に知り合いました。その後紹介してもらったことがきっかけで、それが僕らの仲良し友情がスタートしたというわけです。
友達になったその晩に3人で、クラブのようなバーに行きました。そのバーではみんな踊っているのですが、中でも男女2人ずつの4人グループが男女男女で縦にひっつきながらならび、波打つサンドイッチのように踊っているのをフェリペが「何じゃありゃ!?」って顔でず〜っと凝視していたのを今でもはっきり覚えています笑
<フェリペってこんな人>
フェリペは本当に面白くていいヤツです。僕の友達でありもはや兄弟のような存在です。
これは全くの偶然ですが、僕らはホステルでルームメートでもありました。部屋でよくしゃべってバカ笑いして…それが僕にとってサンフランシスコでの最高の思い出の一つでもありました。フェリペは本当に面白いヤツです。さらに面白いことが向こうからやってきてしまうので、僕らは本当に終始笑いっぱなしでした。僕らの部屋はそして時にカラオケと化す日も。
面白いだけではなくフェリペは頭がキレるヤツでもあります。ホステルにはビリヤードがあるので僕らはよくそれで遊んでいましたが、僕はお世辞にもうまいとは言えません。その反面彼は慣れた手つきでビリヤードを楽しみ、球を突くだけでなくその先先を読んで、たとえ失敗したとしてもちょうどいいところに球を止めるというように、戦略を組み立てることができます。僕にもやり方を丁寧に教えてくれて、今では僕のよき先生であります。
僕らはサンフランシスコ滞在中にしょっちゅう一緒にいましたが、その間にフェリペの優しい心を垣間見ることが多くありました。人が親切心から何かいいことをするのを見ると、フェリペは必ず「お前ええヤツやな」と声をかけます。また、フェリペの親友の一人がよくフェリペとスカイプで話しているのを見かけました。彼らはその時もちろんアメリカとブラジルにそれぞれがいるという状況でしたが、パソコンのスクリーン越しに笑い合っているのはとても微笑ましい光景でした。フェリペがその友達を紹介してくれたので、今では僕もその仲間の輪にいれてもらっています!
フェリペは友達をつくるのが本当に上手いですね。きっと社交的で面白いからでしょう。フェリペのお別れ会に呼んでもらいましたが、そこには彼の友達がたくさんいました。それがフェリペという男を何よりも物語っていますね。
<印象的なエピソード>
え〜っと、ここではたくさんのエピソードを紹介します。
ひょんなことからサングラスを2組みタダで手に入れた僕は、フェリペがサングラスを欲しがっていることを思い出しました。彼が欲しいのはブランド物とわかってはいましたが無いよりマシやろうということで1つをフェリペにあげました。彼は意外にも相当喜んでハグまでしてくれました笑。それで終わらず彼はほとんど履いていないサンダルを代わりにくれたのです。特にホステルのような場所でそれがどれだけ重宝することか!ちょうど欲しいと思っていたところだったので、ハグを返してやりました笑。どうでしょう、サングラス似合ってます?
またある日、僕がホステルの部屋にいる時にフェリペが入ってきて、その日のことを話してくれました。さて、一通り話し終えたところでフェリペがスマホの画面を見せながら質問をしました。「ところでさ、こいつ何やってるか分かる?」僕はまたフェリペがどこかで面白い人を見つけてきたのかと期待しました。その画面の男はどうやらうつ伏せに寝転んでいるようです。「分からん。誰?」僕が聞き返したところで彼の一撃ツッコミ!「お前やがな!」
彼は続けました。「ちょうど昨晩や。冗談やと思って何回か呼びかけたけど冗談ちゃうやん!ってなったわ。どうやったらこんな姿勢で寝れんねん!」僕自身にも分かりません笑。とまあこんな具合でよくからかわれるわけです。もちろん僕もその時は爆笑してしまいました。でもまあやられっぱなしも面白くないのでリベンジを機会をうかがっていたわけですよ…そしてその機会はあっさり次の日にやってきました。まさに「求めよ、さらば与えられん」でしたね。
というわけでとくとご覧あれ、僕からのリベンジ写真を。翌日にめでたくミッションを完了しました笑。
これでおあいこですね。ご覧の通り僕が足でピラミッドを作って、これまたご覧の通りフェリペががミイラとしてそこに埋められると。アメリカにいながらエジプトの謎にも触れた旅でございました。
続いての話ですが、僕らには中国人と思われるルームメートがいました。彼は本当に静かで毎朝早く出かけてしまうので、僕らは2人とも彼と話したことがありませんでした。フェリペが一度「おやすみ」と言った時でさえ「え〜・・・・・・っと」というくらい、彼が言葉を発するのを聞いたことさえなかったので、僕らは彼が英語を話さない観光客だと予想していました。
ある日僕がホステルの部屋に戻ると、その彼が実はアメリカ人だったとフェリペから告げられました。彼はその部屋にいたので僕はびっくりして「アメリカ人なん!?」と尋ねたところ、彼から「そうだよ。アメリカ生まれ。生徒なんだ。」と。彼がシャイなのか結局それ以来彼と話すことはなかったですけどね…。
フェリペと僕にとってはいい教訓になりました。「外見だけで人を判断しないこと」
最後に。理由は覚えていませんが、フェリペとポケモンの話になりました。興味深かったのが、日本語とそうでないところではそれぞれのモンスターの名称ががらりと変わっていると知ったことです。
例)
カビゴン → スノアレックス
フシギダネ → バルバサウラー
イワーク → オニックス
ちなみにフェリペのお気に入りはリザードン(カリザード)で僕はニドキング(ニドキング)。
皆さんのお気に入りポケモンは何ですか?英語名称も調べてみると面白いかもしれませんね。
<フェリペは今…>
フェリペはブラジルに戻って現実に戻っています…サンフランシスコがめちゃくちゃ恋しいようです。笑
母の日に何枚か写メを送ってくれました。ブラジルの家庭料理フェジョアーダです。僕がそれが好きだと知って、それを見たら僕が羨ましがるのを分かって送ってきました。笑
フェリペ、また一緒に遊んで一緒にバカ笑いすんの楽しみにしてんで!ブラジルか日本か、はたまた世界のどこかで!
俺がブラジルに行く時は、フェジョアーダと、サンフランシスコで作ってくれたみたいにカイピリーニャ(ブラジルの甘くて強いお酒)用意しとってや!
クロちゃ〜〜〜〜〜〜ん!(フェリペの親友のあだ名)
Sugar, yes please!! でもハイエナはお断り。(英語部分はマルーン5”Sugar”より。残りの詳細は次回直接)
“Enjoy Voyage” とは
ENG Ver. (英語版はこちら)